April 2011アーカイブ

こんにちは、内藤です。
前回の記事では、EPUB3.0では日本語への最適化が進むとお話させていただきました。
ただ、"日本語への最適化"と一言で言ってもなかなかイメージしづらいかもしれません。そこで今回は、3月22日に行われた「EPUB日本語拡張仕様策定」の成果報告会にて解説された様々な分野でEPUB3.0がどのように利用されていくのかついてレビューしていこうかと思います。

こんにちは、内藤です。
昨年のiPadの発売以来、急速な盛り上がりを見せた電子書籍。この1年で様々なタブレット型コンピューター、または電子書籍リーダーを見かけるようになりましたね。最近ではその盛り上がりは一旦落ち着きを見せていますが、震災の影響で日本での発売が延期されているiPad2が発売されるようになると、また注目されていくのではないでしょうか。
さて、進化しているのは端末ばかりではありません。電子書籍のファイルフォーマットも開発が進められ、ユーザによりリッチな体験を与えてくれるように進化しています。今回はそんなファイルフォーマットの中でも一番注目度の高いEPUB3.0についてご紹介していきたいと思います。

こんにちは、内藤です。

2月24日のGoogleの大幅なアルゴリズム変更のニュースから、"コンテンツファーム" という言葉が注目されています。Googleの発表に"コンテンツファーム"という言葉がでてくるわけではないのですが、"low-quality sites (質の低いサイト)"と表現されているものがコンテンツファームのことを指しているのではとSEO関連の記事では言われています。

今回はこのコンテンツファームについて調べてみました。

Social Media Leadこんにちは、内藤です。

今年も早いもので3ヶ月が経ってしまいましたね。去年の今頃はウェブの話題としてTwitterが欠かせないものでしたが、今年はアカデミー賞でも注目を集めた『ソーシャルネットワーク』の映画が公開され、Facebookの知名度と登録者数が日本でもグッと増し、その存在感が大きなものとなりました。一方Twitterは、震災の影響もあって、迅速かつリアルタイムな情報を得るためのツールとしてその登録者数を大きく増加させ、流行感が強かった従来のイメージより身近なものになってきた気がします。

最前線:ウェブフォント
こんにちは。シナップ大川です。

またまた『最前線』小説ビューワの話題で恐縮ですが、シナップが制作のお手伝いをしている星海社さんの『最前線』、その小説ビューワのWebフォント機能が昨日公開されました。
早くもネット上ではちょっとした話題になっているようです。

シナップのブログをお読みの方には説明はいらないかもしれませんが、Webフォントとは、通常ブラウザでフォントを指定する場合CSSでfont-familyを指定するのが精一杯で、これはユーザーの環境に指定したフォントがない場合は表示する事ができないという制約があります。そして、小説もそうですが、書体それ自体が表現として重要な役割となるコンテンツにとってはインターネットの歴史においても長年もどかしい問題でした。

ところが、近年、技術の進化によって実装が可能になったWebフォントではサーバー側にフォントファイルを用意することで、ユーザの閲覧環境に当該フォントファイルがなくても、送り手の意図した書体で表現ができるようになったのです。
今回『最前線』では、この新しい表現技術を用いて、より豊かな表現をめざしています。

今回使用しているフォントは字游工房さんの"游明朝"と"游ゴシック"です。
ご存知の方も多いと思いますが、とても有名なフォントで、個人的な主観もありますが、まず小説らしい美しい明朝体であること。特に"游明朝"はなんとも自然なハネ、ハライが端正な佇まいというのでしょうか、決して主張せず、かといって存在感がないわけでもない、綺麗な明朝体だと思います。これを本文書体として使えるメリットはとても大きいと感じています。

もちろん日本語フォントでは容量や表示処理の負荷など依然としてたくさんの課題がありますし、フォントをあまり気にしないという方も多いでしょう。中にはゴシックのデバイスフォントの方が読みやすいと言う方もいらっしゃると思います。が、これまでできなかったこうしたフォントを含めた表現がブラウザ上で表現できるようになったことは、より美しい文字で小説を楽しみたいユーザーの方々にとって、小さいながらも大きな一歩をまた踏み出せたのではないでしょうか。

日本語Webフォントをここまで本格的に使ったサイトは始めてじゃないかなと思います。
そういう意味でも、これは意義あるチャレンジであり、ここまでとそしてこれからも、ノウハウを蓄積して、より良いものへと進化させられればと思っております。

そして普段あまりフォントを気にした事がない方も、フォントを変えると雰囲気が変わる事、ちょっといいかもと思ってもらえたら幸いです。

現在、オプション機能としてやや隠しコマンド的ですが、読みたい小説のビューワを開いて、そのURLの末尾 に "?webfonts=1" を付加するとフォント機能をオンにすることができます。(Safariのみ対応です。)

くわしくは最前線ブログのこちらの記事などをご覧下さい。

Forest Among Us
こんにちはシナップ大川です。

昨年のTOKYO PHOTO 2010で発表されたアートプロジェクト「FOREST AMONG US」。
SINAPでもコミュニケーション部分でサポートしていますが、その「FOREST AMONG US」の第1回企画展「TOKYO TRUE STORY」が3月23日からお台場のGALLERY21でスタートしました。

写真家広川泰士氏による「写真における時間」、蓮井幹生氏による「写真における表相と内省」という2つの構成で、東京に実在する神宮と目白の森を被写体とした両氏による撮り下ろし作品を中心とし、「東京という都市が継承してきた本当の物語」を考える「TOKYO TRUE STORY」をテーマとした展覧会です。

なお、東日本大震災の義援を目的に、4月5日同会場にて、特別チャリティーオークションが開催されます。
広川氏、蓮井氏の作品はもちろん、現代アメリカ写真のルーツとして高い評価を得ているロバート・フランク氏の作品など、多数の作品出品が予定されています。
どなたでも参加できますので、ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
詳しくはこちらをご覧下さい。

■FOREST AMONG US 「TOKYO TRUE STORY」開催概要
会場: GALLERY 21  お台場・ホテルグランパシフィックLe Daiba 3 階
   港区台場2-6-1 ゆりかもめ台場駅正面

会期:2011 年3 月23 日(火)- 5 月15 日(日)
キュレーション:太田菜穂子(GALLERY 21)
主催:KLEE INC PARIS TOKYO / FOREST AMONG US
協賛:ホテルグランパシフィックLe Daiba
協力:明治神宮/藤田観光株式会社/富士フイルム株式会社/フォトグラファーズ・ラボラトリー
会場制作協力:キヤノン株式会社

※ 節電の配慮から平常時の会場照明が確保できない可能性がございます。予めご了承ください。

詳しくはFOREST AMONG USのサイトをご覧下さい。

東京TDC展 2011
毎年優秀なタイポグラフィ、タイプディレクションを表彰する賞「東京TDC賞」のRGB部門にてシナップ制作の「最前線:小説ビューア」が入賞いたしました。

「東京TDC賞」は東京タイプディレクターズクラブが主催する、タイポグラフィ、タイプディレクション、タイプデザインを表彰する国際的なコンペティションで、本年の応募数は、TDCのサイトに掲載された情報によると国内外より計3,146エントリー(内、海外より955作品)に登ります。
その中で、「最前線:小説ビューア」はこのコンペティションのRGB部門にて、入賞作品として選出されました。

ルビ表現などの日本語独自の表現をHTML5、CSS3、Javascript、ウェブフォントなどの最新技術を用いて、Webブラウザ、iPhone、iPadなどの新しいデバイス上でいかに美しく表示できるかを追求し、ソーシャルメディアなどとの連携による新たな読者体験をユーザーに提供するなど、新しい日本語小説の表現として先鋭的な試みが評価されました。
グラフィカルな作品が主立った受賞作になる中では、極めて異例の受賞ではないでしょうか。

この「東京TDC賞」の受賞作品、ノミネート作品、優秀作品など、およそ100点を展示する「TDC展2011」が2011年4月1日よりギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催されます。
「最前線:小説ビューア」も展示されますので、ご興味ある方は、この期間に是非お立ち寄りください。

■TDC展2011
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2011年4月1日(金)~4月25日(月)
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル/tel.03-3571-5206
日曜・祝祭日休館
入場無料

TDC展 2011/ギンザ・グラフィック・ギャラリー
ギンザ・グラフィック・ギャラリー

※ 地震の影響により、開館時間などが通常と異なる場合がございます。
  詳しくはギンザ・グラフィック・ギャラリーのサイトなどでご確認ください。

■最前線
http://sai-zen-sen.jp/